
沖縄は梅雨の中日なのか、本日も晴天です。
たまの晴れ間は気分も良いのですが、沖縄の場合この後の、夏場の水不足が懸念されるので、
降るときは少しでも多く降ってほしいものです。(農作物に被害が出ない程度に)
さて、そんな梅雨時期の朝、ラジオで気になるニュースを聞きました。
沖縄県内の学校でインフルエンザによる学級閉鎖があったようです。
え、この時期にインフルエンザ!?
実は沖縄は年中インフルエンザが流行する恐れがあります。
今回は夏場のインフルエンザについてです。
沖縄はインフルエンザの死亡率全国1
全然好ましくないことですが、残念ながら沖縄県はインフルエンザでの死亡率全国1です。
昨年の新聞記事にもなっていました。
確かな原因は特定されていなようですが、ワクチン未接種のお年寄りが多いこと、
夏でも感染力のあるインフルエンザが猛威を振るうことなどが原因ではないかとされています。
昨年11月に沖縄県で開催された感染症学会の学術集会でも、
沖縄県での「インフルエンザ夏の流行」に関する報告がありました。
主に小児から感染したあと成人に感染していくパターンで、B型が多いとの事でした。
B型が夏場でも猛威を振るう背景に、沖縄は亜熱帯の環境であることも言われています。
シンガポールあたりのウィルスが、環境の良く似た沖縄で繁殖している事もあるようです。
今や亜熱帯化は沖縄のみならず、本州までもその環境になりかねません。
冬場のインフルエンザのピークが過ぎても油断することなく、手洗いなどは励行しましょう。
これからがインフルエンザの怖い時期・・・
これから、窓を閉め切りエアコンを稼働させる夏場は、空気感染に本当に要注意です。
締め切った室内でインフルエンザを保菌している方が一人でもいると・・・
夏場にマスクをされる方も少ないでしょうから、感染はあっという間に広がる可能性もあります。
とにかく油断は禁物。
お子様やお年寄りの方が、具合が悪そうで高熱が出たらすぐに医療機関で診てもらいましょう。
繰り返しますが、インフルエンザはまだまだ油断大敵です。
(老健施設でもインフルエンザの発症がこの時期でもよく見かけます。)
対処方法としては、しっかりと体調管理して免疫を下げないが一番ですが、
やはり手洗い、うがいなどは欠かさず行いましょう。
以前の記事夏の感染対策も参考にされてください。
PS 締め切った室内の空気を浄化するためにも、空気清浄機、加湿器の活用お忘れなく!