
前回まで、加湿機能と除湿機能についてご紹介してきました。
また、湿度がある所では、カビが発生する恐れがあるので、メンテナンスの重要性もお伝えしてきました。
カビとは、一体、何でしょうか?
”カビ(黴)とは、菌類の一部の姿を指す言葉である。あるいはそれに似た様子に見える、肉眼的に観察される微生物の集落(コロニー)の俗称でもある。” wikipediaより引用
つまり、簡単に言えば、菌の集まりです。
食用になったりペニシリンになったりするアオカビなど、役に立つカビもありますが、
クロカビなど人体に有害なカビも存在します。
一般的に家庭に発生するカビは種類問わず、どれも嫌なものですよね。。。
カビ対策としての、空気清浄機の役割
カビ対策としては除湿機などで湿度を下げるのが一般的です。
では、空気清浄機でもカビの発生を抑えることが出来るのでしょうか?
答えは、空気清浄機でも、カビの発生を抑えることは「可能」です。
空気清浄機では、発生したカビを除去することは出来ませんが、
空気中のカビ菌を捕まえることで、カビの発生を抑えることができるのです。
つまり、カビが根を張る前に空気中で捕まえてしまうということです。
空気清浄機で、空気を汚していませんか?
しかし、せっかく菌を捕まえたとしても、
空気清浄機のフィルター内でカビ菌を分解出来ないと、
再び、空気中にまき散らすことになり、2次汚染を引き起こします。
カビ菌を分解できる機能は各社いろいろありますが、
どの機能がどれだけ優れているかは、その研究結果などで計るしかないです。
空気清浄機のなかには、
カビ菌を不活化できる性能を持った商品もありますので、ご検討ください。
特に、医療機関などでは、
カビ菌はもちろん、各種ウィルスまで不活化できるものがあると、安心・安全な空気を保つことができます。
目に見えない空気だからこそ、
豊富で確かなエビデンスが揃っている空気清浄機を選び、
安心・安全な空気を実現したいですよね。
なお、厚生労働省より「カビ対策マニュアル」も出ています。
こちらも、ご参考になさってください。
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