本当は怖い!?黄砂の危険な中身とは

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前回は黄砂の影響と対策について、大気はかすんで視程も悪くなり、洗濯物や車は汚れるし、

身体への悪影響もあると紹介しました。

対策としては、マスクの着用、窓は締め切り、「空気清浄機の活用」をお勧めしました。

今回は、黄砂の恐ろしい中身(成分)についてお知らせします。
ご存知の方も多いかもしれませんが、黄砂の中身は非常に危険な物質が含まれています。

黄砂に含まれている、人体にも有害な危険物質とは?

 

日本に飛来する「黄砂」の中身

黄砂はもともとは砂漠の「砂」であることは、前回の記事でお知らせしました。

黄砂の成分はシリカで、大量に吸い込むなどすると、呼吸器系に悪影響があるともいわれています。

黄砂自体も、吸い込むと人体にあまりよくないのですが、日本に飛来する「黄砂」は、

中央アジアから日本へ飛来してくる最中に、いろいろな物を取り込んでしまいます。。。

 

まずは、舞い上がった黄砂が運ばれるメカニズムから紹介します。

 

〇黄砂が運ばれてくるメカニズム

黄砂が、遠く離れた中央アジアの砂漠から日本へ来るメカニズムは、

中央アジアの砂漠の気象状況により、砂漠の砂が大気中に舞い上がり、そのまま偏西風に乗って東へ運ばれます。

偏西風というのは、緯度がおおよそ35〜65度の地域で西から吹く恒常風です。

冬場にはジェット気流と呼ばれる流れの早い気流も偏西風の一種です。

黄砂は、春に頻度が極端に多いだけであり、それ以外の季節でも発生しています。

特にこの時期はもちろん、気になる方は以下よりマメにチェックしてください。

 

※九州大学の研究機関が毎日エアロゾル速報値をお知らせしています。

PM2.5予測・黄砂予測 SPRINTARS

素晴らしい研究なので、皆様よろしければ九大の研究機関へご支援もよろしくお願いいたします。
http://sprintars.riam.kyushu-u.ac.jp/contribution.html

 

〇黄砂の有害物質

黄砂が偏西風に乗って日本へ来る途中で通過するのが、中国各地の工業地帯や都市です。

発展の目ざましい、中国の工業地帯や都市にはスモッグ(煙霧)が多くあり、そこを通過する際に、

二酸化窒素、VOC(揮発性有機化合物)、硫酸塩エアロゾルなどを取り込み、

化学反応により「光化学スモッグ」などを生成し、有毒な黄砂に変化していきます。。。

ご存知の通り、光化学スモッグは日本では公害として認定された経緯もある程、人体に有害なものです。

そのため黄砂は、各種アレルギーを生み健康被害も引き起こすと言われています。

 

最近の研究によると、黄砂には化学物質だけでなく、細菌類も付着していることがわかりました。

それら黄砂付着物が、体内に入り込むことで、腎機能障害を引き起こすともいわれています。

呼吸器系だけでなく、腎疾患をお持ちの方も要注意です。

 

中国の報道などで、よく目にするあのPM2.5を含むスモッグが、

偏西風にのって黄砂とともに飛来するイメージです。

恐ろしい話ですが、気を付けないといけません。

お子様やお年寄りの方も要注意ですね。

 

 

 

さて、今回は黄砂の中身(成分)や付着する危険物質について紹介しました。

対策としては、外出を控える、窓を開けての換気を控える、マスクや空気清浄機の活用を検討してください。

 

PS

ここまで、黄砂の怖い話でしたが、実は黄砂自体には良い面もあります。

一方、黄砂が自然環境の中で重要な役割を果たしていることも指摘されている。飛来する黄砂は、洪水による氾濫堆積物や火砕物と並ぶ堆積物の1種であり、土地を肥やす効果がある。また黄砂には生物の生育に必要なミネラル分も含まれており、陸域だけではなく域でもプランクトンの生育などに寄与している[16][17][18][4][19]

また、芸術の分野では、黄砂のもたらす独特の景観などが文化表現にも取り入れられており、黄砂のもたらす情景を詠った古代中国の漢詩が伝えられるなどその歴史は古い。黄砂が生活に深刻な被害を与えている地域もある一方で、影響が軽微であり珍しい自然現象・季節の風物詩などとされている地域もある。

ウィキペディアより引用

 

途中で有害物質さえ拾ってくれなければ、さほど悪いものでもないんですね!

 

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