
引き続き、空気清浄機に期待できる効果をお伝えしていきます。
前の記事で、空気清浄機の効果として、「チリ・ホコリを減らす」とお伝えしましたが。。。
さらに詳しく解説していきます。
そもそも、空気中のチリ・ホコリを減らすとはどういうことなのでしょうか?
埃を分類すると、その状態によって2つに分けることができます。
- 浮遊塵:空気中を浮遊している埃のこと
- 堆積塵:浮遊していたホコリが徐々に落ちてきて、家具や床などに積もったもの
わたしたちが日常生活で、目にする埃は、堆積塵。
これは、掃き掃除だったり、掃除機をかけることで、ある程度は取れますね。
床や棚の上などにある大きい埃を掃除しても、放っておくと、また埃が積もりますよね。
あれは、空中に舞っていた埃が時間が経って落ちてきたものです。
埃のサイズは?
わたしたちが、肉眼で見ることができるサイズは、10μm(マイクロメートル)程度が限界といわれます。
また、小さいサイズの埃は、空気中に浮遊する時間も長く、なかには半永久的に空気中を浮遊するものもあるといわれています。
参考までに、粒子の大きさをご紹介します。
◇粒子の大きさ (単位:マイクロメートル=μm 1µmは、1mm の1/1000)
粒子の大きさ | |
花粉 | 10~100μm (スギ花粉は30㎛程度) |
細菌 | 1.0~11μm |
掃除機の排気 | 0.2~10μm |
ウイルス | 0.02~0.05μm |
たばこの煙 | 0.01~0.1μm |
人間がほこりを吸入すると、粒子の大きなもの(15~100μm程度)は
鼻やのどの粘膜でとらえられて、肺に入らないようになっています。
しかし、極微細なものは、肺のなかにまで入り込む恐れがあります。
空気中に浮遊する埃を減らすには
肉眼では確認できないのですが、空気中には、さまざまなホコリ、細菌、ウィルス、花粉などが浮遊しています。
それらを減らすためには、空気清浄機を使用することになります。
ちなみに、ウィルスの大きさは、目に見える埃の1/1,000以下
一体、目に見える埃に、いくつくっついているのか・・・・・怖
空気清浄機の機能として、
埃を減らすことが、ウィルスも減らすことにつながりますね。
ただし・・・
HEPAフィルターがついているのは、当然だとしても、
そのフィルターの性能によって空気清浄機の性能は左右されます。
さらに詳しくはフィルター方式の記事をご覧ください!