空気清浄機。性能データの見極め確認方法

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

先日、栃木県の医療施設でインフルエンザの集団感染がありました。

原因は飛沫を触ってしまっての感染のようです。

暖かくなってきていますが、手洗いなどの感染対策は引き続き継続しましょう。

 

さて、前回は空気清浄機や加湿器を選ぶ際の3つのポイントのうち、

2つ「機能」と「見た目」の大事なポイントをお伝えしました。

今回は残り1つのポイント

「どこを確認すれば、実使用環境で性能が認められたかわかるのか?」

要は、メーカーの都合の良いデータを見極める確認方法についてご紹介します。

空気清浄機のデータって何?

今回は、加湿器よりもデータ、エビデンスが何より重要な空気清浄機についてご紹介します。

 

空気清浄機に限らず、その製品の細かい性能などは説明書などに必ず表記されています。

項目は様々ありますが、空気清浄機では以下の2つが性能のポイントになります。

1・適応床面積

2・浄化時間(各畳数での清浄時間算出)

まず1の適応床面積ですが、日本電気工業会規格にて規定されている項目です。

自然換気回数1(1回/時間)の条件において、粉塵濃度1.25mg/㎥の空気の汚れを
30分でビル衛生管理法に定める0.15mg/㎥まで清浄できる部屋の大きさを基準としています。

まとめると、

適応床面積=30分で空気中の粉塵を1/8未満まで減らす事ができる面積

吸い込むパワーが大きければ大きいほど、広い面積でも30分で埃を1/8に出来ます。

適応面積18畳(約30㎡)とあれば、18畳なら30分で埃を1/8に出来ます。

ということですね。

2・浄化時間については、

上記規定により各畳数での粉塵濃度を1.25mg/㎥から0.15mg/㎥
すなわち初期濃度において12%の粉塵になるまでの時間を算出している。

となっています。

ちょっと難しいので、簡単に言うと浄化時間が短い方が性能は高いということです。

16畳約15分のものなら8畳約15分のものより高性能ということですね。

 

上記2つに加えてチェックしたいのが

・使用電力・大きさ・風量・運転音となります。

使用電力は少ない方が経済的です。

大きさも設置する場所をよく考えて判断しましょう。

風量も大きいに越したことはありませんが、モードを選べるタイプにしましょう。

運転音は意外と大事です。静かなら静かなほどよろしいです。

特に寝室やお子様の勉強部屋などで使用する際は、この項目は注意しましょう。

物によっては、イオンを発生させる過程で生じるジージー音が出るものもあります。

このジージー音、夜など結構気になりますので、要チェックです。

空気清浄機、除菌性能のエビデンスデータ

昨今の空気清浄機は、HEPAフィルター搭載は当たり前で。

除菌機能などが付いた物が主流となっています。

HEPAフィルターは規格なので、各社大きな違いはありません。

各社ユニークなのは空気の浄化(除菌)方法となります

空気の浄化方法は大きく分けて、

〇イオン放出タイプ

〇電気集塵方式

〇薬剤放出タイプ

〇フィルターにて除菌するタイプ

などがあります。

各タイプとも重要となるのが、そのメカニズムのエビデンス(根拠)です。

有名大学や研究機関に依頼し、実験結果などのデータをエビデンス(根拠)するのですが、

このデータの読み方が要注意なのです!

この実験方法は各タイプそれぞれで、中には試験管の中だけのデータだったり、

1m四方の箱の中での結果だったり、メーカーの都合の良いデータを採用することが、

少なくありません。

試験管や狭い箱の中でのデータは、実使用環境とはかけ離れている思いませんか・・・?

そういった試験方法をキチンと見極めるには少しコツがいります。

 

浄化・除菌に関するエビデンスの確認方法

どこどこで、どのような方法での実験結果です。

など、小さーい字で説明書で見かける事があると思います。

が、そんなのイチイチ検証しないですよね?

特に大きなメーカーの物などは信用しきってしまいますよね。。。

気になる方はウェブなどを活用して調べましょう。と言いたいところですが、

ウェブには非論理的でネガティブな情報も多々あるので要注意です。

では、どうすればエビデンスの確認が確実にできるかというと、

 

メーカーのお客様相談室に直接問い合わせましょう。

 

大手のメーカーさんはちゃんと答えてくれます。
(ただしクレーマーみたいにならないようにしてください。メーカーも善意ですから。)

 

資料などがある場合は、掲載されているWEBサイトのURLを教えてくれるだろうし、

疑問の相談にものってもらえるかもしれません。

 

さて、エビデンスの確認にそこまでするか!?って感じかもしれませんが、

小さなお子様やお年寄り、医療施設などではそこまでの確認は必要だと考えます。

周りのうわさやメーカーの知名度などで安易に判断せず、ちゃんとエビデンスを確認し、

後悔しない良いものを選びましょう。

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*