
空気清浄機の方式を大きく分けると、
イオン方式、フィルター方式があると書きました。
それぞれに特徴があり、メリット、デメリットもそれぞれです。
イオン方式は、イオンを発生させるときに、必ずオゾンが出ます。
フィルター方式は、どうしてもフィルターに寿命があります。
今回は、空気清浄機の耐久性、適切な買い替え時期などについて考えていきましょう。
空気清浄機の買い替えどき:イオン方式の場合
イオン方式は、イオン発生ユニットが故障してしまうと修理が大変です。
ですので。。。
壊れた=本体ごと買い替え
となる事が多いでしょう。
毎年、各社からは新しいモデルが発売されていますし、そのたびに、機能が向上されています。
消費電力も新しいモデルの方が、省電力化されています。
ですので。。。イオン方式の場合は、保証期間が切れて壊れたら、買い替えがおすすめです。
空気清浄機の買替時:フィルター方式の場合
フィルター方式の場合は、2つの選択肢があります。
ひとつめが、フィルターの寿命で本体を買い替える。
ふたつめは、替えのフィルターを購入する。
フィルターの交換時期は、機種や使用環境によって大きく異なります。
そのため、一概に何年に1回とは言えません。
フィルター方式は、フィルターが汚れていると空気清浄の性能が低下します。
逆に、フィルターさえ、常にきれいにしておくことで、
その効果は継続します。つまり、長持ちしてくれるわけです。
交換用フィルターは、単品だと¥5,000位からあり、
プレ、集塵、脱臭のフィルターセットで¥30,000~の物もあり、
メーカーによって、さまざまです。
ただし、各メーカーさんが発表している、推奨交換時期は、一般的な使用を前提としています。
HEPAフィルターなど洗えないフィルターが、掃除してもダメな場合は交換が必要となります。
つまり、フィルター方式の空気清浄機を選ぶ場合は、
使っている間にかかるコストも考慮したうえで、選ぶことをオススメします。
空気清浄機の耐久性は、どれくらい?
空気清浄機は、清浄機能に特化したものと、徐加湿機能が付いたものを比べると、
清浄機能に特化したもののほうが、耐久性はあります。
つまり、空気清浄機の耐久性は、除加湿機能がついているかどうかで大きく変わるのです。
その理由は、いくつかあるのですが、
第一の理由として、機械本体に水(湿気)を持っているのはいかがなものか?ということです。
本体の水濡れ部は、抗カビ加工がされていると思いますが、
どこまで防いでくれるか。。。
機械は、基本的に水に弱い事をご理解いただけると良いと思います。
つまり、長期的なコストを考えると、
清浄機能に特化したものを選ぶ方がお得といえます。
では、空気清浄機に期待できる、または期待すべき効果とは、
いったいどのようなものがあるのでしょうか。
空気を浄化してくれること以外にもある、空気清浄機の効果を、次の記事で紹介します。